庭木としてもよく目にするオオバベニガシワのいっぷう変った雄花と雌花です。原産地は中国東南部ですが、西南部原産のハンカチツリ-と同じダヴィッド神父が発見して世に紹介したものですね。
先ず目を惹くのが新緑ならぬ鮮紅色の若葉ですが、季節が進むと次第に色あせていき、冴えない薄緑色になってしまうのですよ。もう一つの見どころが花。雄花(二枚目〜四枚目)はまるでヒトデを思わせるように8個の雄しべが反り返っています。雌花(五枚目〜七枚目)はといえば、紅色の糸状をした3個の花柱が目立ちます。
そして不思議なのは雌雄同株だといわれるのに、同じ木に同居しているのを見たことがありません。これまでに数十本は見てきたのですが、・・・