先日、メジロを撮った白壁に絡まるツタの周辺で、黄昏れに近い陽を浴びながらシジュウカラがせわしなく動き回っていました。この季節でもまだ虫がいるのか、植物の種子のようなものを啄んでいるのか、生きるということはタイヘンなんだなぁ、と今更のように実感させられますねぇ。
このブログでも、4月、5月、7月、そして8月とシジュウカラをとり上げました。これから来年の3月までは、連日、ヒマワリの種を啄みにやって来ますから、結局、注意深く観察すれば、南関東のこの辺には、周年、姿が見えるということですね。
四十雀のつれ渡りつつ鳴きにけり 原石鼎
追ひすがり追ひすがり来て四十雀 石田波郷
少年の影克明に四十雀 飯田龍太