日本特産でヨ-ロッパ人にもこよなく愛されているアオキのことは昨年の11月に詳しく記しましたし、昨年春の花も見ていただきました。
ちょうど今、花が咲いていますので、今日は雄花と雌花のことに触れておきましょう。いずれも数ミリあるかないかの小さな小さな花ですよ。
最初の3枚が雄花の写真。花序が長く、雄しべが4個ありますが、雌しべは退化してしまっていますね。
下の2枚の写真は雌花の写真。花序は短く、雌しべ1個だけで雄しべは見当たりません。
俳句でアオキの実といえば、冬の季語ですが、花は春の季語。ただし、アオキの花は俳句には縁遠いようで、寡聞にして一句も知りません。どなたかご存知の句があったら、ご紹介いただけたらと思います。