ヒガンバナを撮らんものと、二年ぶりに鎌倉へ行って来ました。
先ずは安産祈願の寺として名高い『おんめ様』。正式には『大巧寺』(だいぎょうじ)ですね。元は十二所にあった頼朝の祈願所の大行寺でしたが、平家に大勝したのを機に寺名を改め、駅前の現在の地に移されたのが元応二年(1320年)のことだったとか。
室町時代になって、難産で死に、悪霊となって人々を苦しめていた女人の霊を鎮めて安産の神・産女霊神(うぶすめれいじん)として祀った。これがご本尊で広く『おんめ様』として信仰の対象となって来た所以ですね。
思わず長くなってしまいましたが、今では、四季とりどりの花が咲くお寺としても有名ですよ。咲いていたのはコムラサキ、ボタンクサギ、シュウメイギク、ヒガンバナ、サンジャクバ-ベナ、オトコエシ、等々。