隣家のカキノキにやって来るカラスが例年になく多いですねぇ。互いに何かを知らせあっているかのように、カァカァ、ガァガァと煩いことうるさいこと。でも、カラスほど利口な鳥は他になく、人間の個体さえ、見分け、記憶しているそうですよ。
そういえば、私のことも、『あの爺さん、いつもそ〜っと窓を開けて、俺らの写真撮ってるから気をつけろよ』、と仲間うちで、報せあっているのかも、ねっ。(笑)
日本でよく見られるカラスは、ハシブトガラスとハシボソガラスですが、嘴の太さですぐに判りますね。俳句では、一年中いる鳥なので、季節を表す言葉とあわせて詠まれます。
提灯もちらりほらりや初鴉 一茶
かわかわと大きくゆるく寒鴉 高濱虚子
食べ飽きてとんとん歩く鴉の子 高野素十