今年も例年のごとくヤエヤマブキの返り咲きです。
返り咲くのは、諸々の要因から「休眠ホルモン」が失われたとか、逆に開花の「促進ホルモン」が出てしまったとかいうことなのでしょうが、どうやらDNA の為せるわざでもありそうですねぇ。
我が家の庭やお散歩コ-スで春に咲いた花が秋にも咲く現象が必ずといってよいほど見られるのが、このヤエヤマブキの他、ヤマブキ、ユキヤナギ、ナシの花などと決まっています。
ところで、このヤエヤマブキは例の太田道灌の故事に待つまでもなく、実がならないことでよく知られていますが、この話のもとになったのは10世紀の兼明親王のお歌だから観賞用に栽培されて来た歴史も実に古いのですねぇ。