お散歩コ-スの小川でいちばん目にする野鳥がハクセキレイです。おそらく個体数も多いのでしょうね。
昔、昔は、といっても30年ほど以前のことですが、その頃は主に北日本で繁殖し、本州の中部以南で越冬するパタ-ンだったのが、20年ほど前から繁殖地の南限が年々下がって来ているのだそうですよ。今は、関東地方南岸のこの辺でも繁殖しているのかも知れませんね。
ハクセキレイは素早く飛び回り、地上を歩くにも忙しなくて、少しの間もじ〜っとしていてはくれないのですが、この日は、手を伸ばせば届きそうな近くの手すりに止まっていてくれました。頬の辺りの色から察するところ、若鳥のようですね。
鶺鴒のひるがへり入る松青し 水原秋桜子
風筋を尾のそれたがる石叩 倉橋羊村